まちづくり協定委員会の設立の経緯

 御影山手の2丁目から6丁目に住む住民の皆様にアンケートを行い、住民の皆様のご意見を聞いた上で、平成25年3月、”良好な住環境の保全と安心して住み続けられるまちづくり”を目標とした御影山手まちづくり協定」を神戸市との間で締結しました。神戸市と協定を結ぶ際、全住民(自治会員に加えて非自治会員の方、事業者、地権者の方を含む)を代表する組織であることが必須のため、全住民代表としてのまちづくり協定委員会を設立しました。従って御影山手自治会との最大の違いと設立が必要であった理由は、「全住民を代表する組織」が必要だったからで、協定を締結した2013年(平成25年)3月にまちづくり協定委員会が設立されました。

まちづくり協定委員会の役割

 協定委員会は「御影山手まちづくり協定」を御影山手2丁目から6丁目の新築、増築、改築、解体などの工事が協定を守っているかどうかを審議し、工事業者に協定を守るように要請する活動を行ってきました。
2020年の6月に協定委員会の役割を見直し、上記の協定を守っているかを審議する活動に加えて、“良好な住環境の保全と安心して住み続けられるまちづくり”に関わる活動全般を行うことになりました。

御影山手まちづくり協定の詳細

基本目標

良好な住環境の保全と安心して住み続けられるまちづくり

基本方針
  • 交通アクセスの改善と歩きやすいまちづくり
  • 安心して住み続けられるしくみづくり
  • 落ち着きのある良好なまちなみづくり

「御影山手まちづくり協定」を作成するためのベースとした御影山手の「まちづくりの課題と目指すべき目標」は、御影地区まちづくり協議会が2007年(平成19年)3月に作成した冊子 「御影 地域の将来像を描く」の「山手エリア」の項目にまとめられています。参照ください。御影の「山手エリア」、「阪急御影駅周辺エリア」、「阪神御影駅周辺エリア」、「浜手エリア」の4つのエリアごとに作成されています。

御影山手まちづくり協定(令和5年3月に更新締結した協定)

平成25年3月に神戸市と締結したまちづくり協定の有効期限は10年でした。令和3年3月に御影山手の2丁目から6丁目に住む住民の皆様に再びアンケートを行い、住民の皆様のご意見を聞いた上で一部改定したまちづくり協定更新案を作成し、住民の多くの方々の同意を得て令和5年(2023年)3月に神戸市とまちづくり協定を締結(更新)しました。
R5年3月_御影山手線まちづくり協定(全文)

御影山手まちづくり協定委員会

神戸市と協定を結ぶために作られました。全住民(自治会員に加えて非自治会員の方も含む全居住者、事業者、地権者の方を含む)を代表する組織です。御影山手自治会との最大の違いと設立が必要であった理由は、「全住民を代表する組織」が必要だったからです。

御影山手まちづくり協定委員会の規約

御影山手まちづくり協定委員会の会員

御影山手2丁目~6丁目の全居住者・事業者・土地及び建物の所有者

御影山手まちづくり協定委員会の役員構成(2021年度)

御影山手まちづくり協定委員会の総会

年に一度、6月に総会を行っています。総会では、前年度収支決算・事業報告の承認、今年度の予算案・事業計画の承認、2年に一度行う役員の承認、重要案件の議決などを行います。

協定委員会の総会議事録など

 

御影山手まちづくり協定委員会の役員会

月に一度、第3木曜日の19時から定例の役員会を行っています。

役員会の役割 その1:新築・増築・改築等の審議

以下の「流れ」に従って、新築・増築・改築等の案件が「御影山手まちづくり協定」を満たしているかを審議し業者に守るように要請します。

新築・増築・改築等の審議の流れ

  1. 御影山手2丁目〜6丁目で建築物の建築許可申請が必要な新築・増築・改築、または土地の区画や用途の変更を行う場合は、あらかじめ市役所へまちづくり協定の届出をします。
  2. 届出は、所定の届出書、概要書に必要事項を記入の上、関係図書を添付して行為着手の30日前までに、建築許可申請の申請前に行なってください。
    詳細の手順と必要な書式の入手は神戸市のサイトを利用してください。
    また、 御影山手まちづくり協定の届出について に書かれていますので、ご覧ください。
  3. あわせて御影山手まちづくり協定委員会で、工事に関する説明をしていただきます。
    説明は、毎月第3木曜日19時から行っている定例の協定委員会の役員会で行っていただいています。準備する資料は「提出するべき作成文書」 に記載されています。神戸市に提出する資料と一部違いがありますので、ご注意ください。
    「工事に関する要望一覧」 の用紙に工事責任者の情報を記入し押印した文書も提出書類の一部です。
  4. 対象物件の周辺の住民の方には会議のご案内をポスティングしますので、協定委員会の審議に参加していただくことが可能です。
    協定委員会で案件毎に審議を行い、協定を守っているかの審議を行います。また、工事の際に守っていただきたい要望を業者の方にお伝えしています。
  5. 審議の結果は、議事録を作成し保管すると共に、対象物件の業者の方には議事録の関係部分を送付します。
役員会の役割 その2:まちづくり活動

“良好な住環境の保全と安心して住み続けられるまちづくり”に関わる活動全般を行っています。

協定委員会の議事録

定例の「まちづくり協定委員会の役員会」の議事録です。

御影山手まちづくり協定更新(2023年3月)しました

現在神戸市との間で締結している協定の有効期限は2023年3月です。協定はその基本目標である「御影山手の良好な住環境の保全と安心して住み続けられるまちづくり」に貢献していると考えています。協定を一部見直した更新案を住民の皆様に提示して、その更新案を神戸市と締結することに同意していただくことが出来ました。皆様にご理解、ご協力いただきありがとうございました。神戸市に提出した「御影山手まちづくり協定(案)」は2022年8月29日に審議され、承認されました。その結果、協定の期限の2023年3月に一部改訂した協定を神戸市との間で締結できました。

〈2020年度〉

3~4月 アンケートの実施(済み)

〈2021年度〉

4~6月 アンケートの集計・まとめ・公表(済み)
7~2月 まちづくり構想(素案)・まちづくり協定(改定案)の検討、改定案決定(済み)
3~4月 まちづくり協定(改定案)に関する同意確認書の配布・回収(済み)

〈2022年度〉

4~6月 同意確認書の集計、集計結果を「御影山手まち通信 第9号」で報告(済み)
6月 コロナ感染状況から書面による協定委員会総会において「御影山手まちづくり協定(改定案)を更新し神戸市と締結すること」が承認されました(済み)
7月 「御影山手まちづくり協定(更新案)締結願い」を神戸市に提出しました(済み)
8月 神戸市での8月29日行われた審議の結果「御影山手まちづくり協定(更新案)」の締結が承認されました(済み)
3月 協定締結

 

まちづくり構想の作成

御影山手をより良い街に、より住みやすい街にするために、住民の皆さんのアンケート結果に基づいて「まちづくり構想」を作成します。特に、道路整備や新しい公共施設の建築など、大きな予算と長い年月のかかる案件や住民の皆様の要望を神戸市と共有し、都市計画に反映されるように神戸市に繰り返しお願いする必要があります。
短期間では実現できなくても、神戸市に繰り返し要望すれば行政を動かすことが可能です。
そのベースが「まちづくり構想」で、2023年度に完成し、神戸市と共有することを目標に活動を進めています。
「まちづくり構想」にご意見をお持ちの方、アイデアをお持ちの方、お手伝いしていただける方は、
machizukuri@mikageyamate.net にご連絡ください。

 

完了した協議案件

・ゴルフ練習場跡地開発(大和ハウス工業株式会社)

事業主の大和ハウス工業、施工業者のガイアート・鹿島道路JVとの間で 工事協定書 を2020年3月締結し、工事に際して守るべき事項を明確にして工事を進めていましたが、2023年2月末に工事は完了しました。
「ゴルフ練習場跡地開発部会」は解散しましたが、お気付きの問題などありましたら machizukuri@mikageyamate.net までメールで連絡いただきたくお願いします。

・県営住宅跡地開発(第一交通産業株式会社)

施主の第一交通産業株式会社、施工業者のスナダ建設株式会社との間で 工事協定書 を2020年11月締結し、工事に際して守るべき事項を明確にして工事を進めて来ましたが、2022年6月23日に竣工して、入居が終わりました。「県営住宅跡地開発部会」は解散しましたが、お気付きの問題などがありましたら、 machizukuri@mikageyamate.net までメールで連絡いただきたくお願いします。

その他の課題と取組み

2020年3月に行ったアンケート結果に基づき、「まちづくり構想」を作成すると共に、課題を明確にして、それら課題をどのように取り組むかを決めて、その課題を解決する活動を行なっています。